
Value Conference 2025/第58回VE全国大会
未来を創る
Sustainable Value
リアル開催
オンデマンド
配信
OVERVIEW
開催概要
リアル開催
(10月10日 9:30~16:50)
『現地での熱気を感じ取りたい』というライブ派のため、講演や受賞報告、発表プログラム(一部)の収録を参加者限定で公開します。
講演や発表内容に関する質問に加え、日頃の活動に対する疑問点などを有識者に聞くことができる絶好の機会です。
VE関係者とのネットワーク構築の場としてもこの機会をぜひご活用ください。
場所 | 豊洲IHIビル(地下鉄有楽町線豊洲駅より徒歩5分)
https://www.ihi.co.jp/iis/company/offices/map/i/totyosu.pdf |
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内容 | 表彰式、VE活動優秀賞受賞報告、VE活動奨励賞受賞報告、特別講演、特別報告 |
定員 | 150名
※締切日前でも定員に達しましたら受付終了となります。 |
参加申込 | 10月7日(火)まで
※オンデマンド配信は10月8日以降も受け付けます。 |
タイムスケジュール
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9:30
10:10
開会挨拶
協会顕彰表彰式 -
10:20
10:45
VE活動優秀賞 受賞報告
トップダウンから、ボトムアップに変わったVE活動
西山 浩司 氏 VEL
三菱重工機械システム株式会社 印刷紙工機械事業本部
本部長代理トップダウンで開始したVE活動において、トップの強い意志とそれに応えようとする社員の頑張りにより成果が出たことで、次第に活動が活発になって定着していき、ボトムアップで活動の提案と実践活動を行うようになっていった様子を報告する。
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10:55
11:20
VE活動奨励賞 受賞報告
須山建設㈱ 47年間の業務改善活動とVE活動の変遷
荻野 祐一 氏 VES
須山建設株式会社 すやま創意くふう研究所
所長須山建設㈱では、47年間の長きにわたって業務改善活動を行っている。VE活動は1999年に導入し、その後、SPS(スヤマ・プロダクションシステム)活動へと発展している。SPS活動に「問題点分析技法」を導入したことで目標達成したチームが17%も増え、VE的考え方への有効性が実証できた。その取り組みの一端とVE推進上の工夫について報告する。
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11:30
11:55
VE活動奨励賞 受賞報告
鉄骨補強工事におけるVE活用事例
~火災リスクと施工制約を乗り越える改善策~髙崎 仁大 氏
株式会社バリューメーク 総合エンジニアリング部
工事部長自動車工場の鉄骨補強工事において、火災・物損リスクや作業効率の課題に対し、接合・荷上げ方法をVE対象として検討。施工制約や限られた作業時間による人件費増の問題に対し、災害リスク低減・工期短縮・コスト削減を目的に施工方法を改善した。改善効果を振り返り、今後の施工環境向上に向けた課題を共有する。
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昼食休憩
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13:00
13:45
特別講演
A(アート)を土台としたSTEAM教育
〜社会課題解決のための創造的思考とは〜大滝 世津子 氏
鎌倉教育総合研究所 所長
株式会社鎌倉学び舎 代表取締役
社会福祉法人誠志の谷戸 理事VEは従来のコスト・機能最適化に加え、アートを土台としたSTEAM教育の思考を取り入れることで「問い直し」「意味の可視化」「共創」「未完成の価値追求」等が可能になる。本講演では社会課題解決のために、理屈や手法に縛られず感性と創造性を融合し、未来志向の価値を設計する力について考えていく。
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13:55
14:55
特別講演
フェーズフリーで拓く未来
〜コストからバリューへの進化〜佐藤 唯行 氏
一般社団法人フェーズフリー協会
代表理事「フェーズフリー」という概念が、近年大きな注目を集め、官民問わず様々な取り組み・提案がなされている。これまで解決することが難しかった「繰り返す災害」への持続可能なアプローチとして、フェーズフリーがもたらすビジネスの新たな潮流とは?そこから生まれる、フェーズフリーな社会とは?
フェーズフリーという概念が生まれた背景から、その定義および具体的な事例について解説するとともに、フェーズフリーを適用したこれからのバリュー・エンジニアリングについて考える。 -
15:05
15:30
特別報告
VE人材育成の新しいかたち
〜VDAの挑戦〜芝本 秀徳 氏 CVS
バリューデザインアカデミー
アカデミー長VEを「価値を設計する思考基盤」として再定義し、人材育成の新しいかたちを追求する教育機関としてスタートしたVDA。機能思考を基盤に次世代教育を展開し、学びを実践へとつなげることで、VEの未来を切り拓く取り組みを紹介する。
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15:40
16:50
特別講演
世界一でなく世界初を狙え
〜適応出口戦略を用いた大型事業〜大嶋 光昭 氏
パナソニックホールディングス株式会社 名誉技監 ESL研究所 所長、工学博士
京都大学 特命教授実例を挙げて、世界一ではなく世界初を目指すことの大切さを述べる。企業の研究である以上、製品化および事業化、つまり出口を目指さなければならない。入社当初、研究職から事務職になったが、逆にその出口に近い立場を利用することで多くの学びを得て、多分野型発明家としての礎を若い時期に築くことができた。事業化した事例として、手振れ補正防止技術の基本特許の発明から世界初の事業化時に「適応出口戦略」を用いて壁を突破した成功事例、高速デジタル通信の基本特許技術の発明、任天堂Wiiの著作権保護の事例等を紹介する。
●参考資料: 「表彰に励まされて」Panasonic Technical Journal
VDAエキジビットブース
(10月10日 12:00~15:30)
VE+αで真のプロブレムソルバーを目指す!
「Value Design Academy(VDA)」は、2024年度からスタートした価値創造をテーマにした実践的な新講座で、戦略的思考・顧客視点・デザイン手法を融合させながら、ビジネスの本質的な課題解決力を高めます。理論だけでなく実践で活かせるスキルを身につけたい方に最適なカリキュラムです。今回のエキジビットブースでは、現在VDAで学んでいる受講生の声や講座の模様を、映像や資料でご紹介します。また、当日会場での質問にもお答えします。
変化する時代の中で、自分らしい価値を再定義し、成長へとつなげる力を学びませんか?

場所 | 中研修室 |
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参加申込 | 不要・入退室自由 |
情報交換会
(10月10日 17:00~19:00)
皆様の声にお応えし、各社のVE担当者や第一線で活躍中のVEコンサルタント、表彰を受けた方々などが一堂に会する「情報交換会」を
6年ぶりに開催いたします。
カジュアルな雰囲気の中で昔のVE仲間と旧交を温めたり、自社の活動ドライブや新たなビジネスにつながる出会いを見つけてください。
(カンファレンスの参加費とは別に参加費をいただきます)


イメージ
参加費 | 4,000円(消費税込)
※情報交換会だけの参加はできません。カンファレンスとセットでお申し込みください。 |
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場所 | 三代目鳥メロ 豊洲IHIビル店 ( Map) |
参加申込 | 10月7日(火)まで |
オンデマンド配信
講演や発表プログラムの動画コンテンツは、「いつでもどこでも」「興味のあるものを」「何度でも繰り返し」視聴できるオンデマンド方式を採用しています。会場への移動が不要で、日程や時間帯に拘束されることもありません。
倍速機能を使えば「時短(タイパ)再生」も可能ですし、視聴期間は11月1日(土)から11月30日(日)までの30日間とたっぷりありますので、VEの最新動向に対する理解とカンファレンステーマに対する共感を深めていただけると思います。
視聴期間 | 2025年11月1日(土)~11月30日(日) |
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配信ツール | ネクプロ ウェビナー
(※アプリのダウンロードは必要ありません) 【動作環境チェック】 https://v2.nex-pro.com/live_check/sjve |
コンテンツ
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01
Special Lecture
特別講演
(全3タイトル)9月24日公開
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02
Technical Papers
VE実践論文
(全5タイトル)9月24日公開
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03
Case Studies
VE活動事例
(全6タイトル)9月24日公開
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04
Special Track
特別報告
(全10タイトル)9月24日公開
カンファレンス参加費
10月24日(金)までにお申し込みいただくと、お得な早期申込割引【早割】が適用されます。
早割価格(10月24日まで) | 通常価格
(10月25日以降) |
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1名~4名 | 5名~9名 | 10名以上 | ||
日本VE協会の会員 | ¥26,400 | ¥25,300 | ¥24,200 | ¥30,800 |
VEL・VEI・VES・CVS 有資格者 | ||||
後援団体の会員 | ||||
一般(上記以外) | ¥29,700 | ¥36,300 | ||
学生(社会人学生は対象外) | ¥6,600 | ¥9,900 |
※すべて税込価格です。
※上記価格には資料代が含まれます。カンファレンス資料には各講演や発表資料のほか、入選論文がPDFで収録されており、指定ページからのダウンロードになります。
※公平性の観点から、オンデマンド配信のご視聴は一つのIDにつき1名様でお願いしております。
【後援】日本インダストリアル・エンジニアリング協会 / NPO法人日本TRIZ協会 / 日本システムデザイン学会 / 上海VE協会
【決済方法】銀行振込(請求書払い)またはクレジットカード
よくある質問はこちらMESSAGE
ごあいさつ
未来を創る Sustainable Value
ここ最近、企業や組織が社会的・環境的責任を果たしながら、持続可能な価値創出を目指す動きが加速しています。
当協会が提唱している「Sustainable Value」とは、企業や組織が短期的な利益だけでなく、環境・社会・経済の3つの側面を調和させて長期的な価値を創出することを指し、「誰のために」「何のために」その価値を生み出すのかという視点を持つのが特徴です。
それはまさに「顧客志向」「目的志向」を起点とするVEの考え方そのものですが、これからのVE活動に求められるのは、アウトプットが環境・社会・経済にどのようなインパクトを与えたのかを評価し、『結果として何が変わるのか』ということを正しく見極めることではないでしょうか。
VEだけでなく、サステナビリティの推進や教育・人材育成に携わる方々など、幅広い分野からのご参加をお待ちしております。

大会委員長(協会会長)
鈴木 佑司
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本大会についてご不明の点がありましたら事務局までお気軽にお尋ねください。